CLI コマンド

概要

similarity-goは、GoプロジェクトでのコードPRAG類似性を分析するためのCLIコマンドの包括的なセットを提供します。すべてのコマンドは、分析動作をカスタマイズするためのさまざまなオプションとフラグをサポートしています。

グローバルフラグ

これらのフラグはすべてのコマンドで使用できます：

フラグ	短縮	説明	デフォルト
--help	-h	コマンドのヘルプを表示
--version	-v	バージョン情報を表示
--config	-c	設定ファイルのパス	.similarity-go.yaml
--verbose		詳細出力を有効化	false
--quiet	-q	非必須出力を抑制	false

analyze

Go コードの類似性を分析します。

similarity-go analyze [paths...] [flags]

引数

• paths...: 分析する1つ以上のパス（ファイルまたはディレクトリ）

フラグ

フラグ	型	説明	デフォルト
--threshold	float	類似性しきい値 (0.0-1.0)	0.8
--format	string	出力形式 (detailed, json, yaml)	detailed
--output	string	出力ファイルパス	stdout
--ignore	[]string	無視するパターン	[]
--include	[]string	含めるパターン	[]
--parallel	int	並列ワーカー数	CPU コア数
--cache	bool	結果キャッシュを有効化	true

例

# 現在ディレクトリの基本解析
similarity-go analyze ./

# カスタムしきい値で特定ディレクトリを解析
similarity-go analyze ./cmd ./internal --threshold 0.9

# 結果をJSONにエクスポート
similarity-go analyze ./ --format json --output results.json

# テストファイルとvendorディレクトリを無視
similarity-go analyze ./ --ignore "**/*_test.go" --ignore "vendor/**"

config

設定ファイルと設定を管理します。

similarity-go config [subcommand]

サブコマンド

init

新しい設定ファイルを初期化：

similarity-go config init [--force]

現在のディレクトリに.similarity-go.yamlファイルを作成します。

validate

設定ファイルを検証：

similarity-go config validate [--config path]

show

現在の設定を表示：

similarity-go config show [--config path]

cache

分析キャッシュを管理します。

similarity-go cache [subcommand]

サブコマンド

clear

分析キャッシュをクリア：

similarity-go cache clear

info

キャッシュ情報を表示：

similarity-go cache info

prune

古いキャッシュエントリを削除：

similarity-go cache prune [--days int]

doctor

一般的な問題を診断し、環境を検証します。

similarity-go doctor

このコマンドは以下をチェックします：

• Goのインストールとバージョン
• プロジェクト構造
• 設定の有効性
• ファイルの権限
• 使用可能なメモリとディスク容量

version

バージョン情報を表示：

similarity-go version [--format string]

形式をサポート： text（デフォルト）、json、yaml

終了コード

similarity-goは標準的な終了コードを使用します：

コード	意味
0	成功
1	一般的なエラー
2	設定エラー
3	分析エラー
4	ファイルシステムエラー